柴犬は本来、勇敢、活発で鋭敏な感覚を持ち、まさに忠犬ですが
間違ったしつけで困ったダメ犬になることもあります。正しいしつけとは、
柴犬も人間と同様に、さまざまな個性や性格を持っています。柴犬によっても気性が荒い、おとなしいなどの個性があったり、同じ柴犬でも性別や毛種によって性質が変わってくることがあります。たとえ従順だと言われる柴犬でも、個性の違いで我儘な柴犬がいることもあります。
柴犬のしつけで重要なのは、飼い主が、柴犬の感情を十分理解して、人間と柴犬の間に信頼関係を築くことです。しつけの成功は、しっかりとした信頼関係が必要です。柴犬に深い愛情をそそぎ、柴犬の性格を理解したうえで、人間の想いを伝えることがしつけにとって重要なことなのです。
しつけのうえで飼い主の方に、よく認識してもらいたいのは、柴犬は頭のいい生き物で、個性もあって、家族の一員だということです。お父さんがきちんと柴犬にしつけを行っても、一方で、お母さんや子どもが甘やかしていては、しつけの効果はなくなってしまいます。
柴犬のしつけは、柴犬の集中力が持続する時間内で行ってください。柴犬の集中力が持続するのは、個体差もありますが、ほぼ30分くらいなので、それ以上の長時間でしつけをすると、柴犬がしつけ嫌いになって、かえって逆効果なので気をつけてください。
柴犬のトイレのしつけは、柴犬を家に連れてきた当日から始まります。柴犬を家に連れてくる日までに、しつけの方法を覚えて、トイレの場所の準備をしておきましょう。トイレの場所に向いているのは、普段、あまり人気のない場所です。リビングなど常に人間がいる場所では、柴犬が落ち着いて用を足せないので避けましょう。
しつけがうまくいくためには、一度決めたトイレの場所は、できるだけ変更しないようにしましょう。柴犬が自分からトイレに行く行動をとるとき以外は、毎日、朝晩に用を足す気配がなくても、トイレの場所に連れて行きましょう。毎日の繰り返しよって次第に習慣づけされて、トイレの場所を覚えます。
柴犬がトイレに行きたくなるときは、目を覚ました直後と食事の後と運動をした後が多いので、これらのタイミングを考えてトイレの場所に連れて行きましょう。もし、トイレに失敗したら、失敗した直後に失敗した場所のニオイを強引にかがせて「だめ」「いけない」などとはっきりとした口調で叱らなければなりません。
特に気をつけて欲しいのは、失敗して時間が経過してから怒っても、柴犬にはなぜ怒られているのかが理解できないので、しつけになりません。柴犬が失敗した場所には、自分のにおいが残っているので、再びその場所に臭いを付けようとおしっこをするので、失敗した場所のにおいが完全に消えるように掃除しましょう。
柴犬が飼い主や他人に対して、無駄吠えしたり、噛み付いたり、あるいは脱走する、放浪するといった行動を行うケースがあります。このような行動を起こしたときには、しつけを行う前にまず柴犬に対して自分がとった行動をよく思い出してください。飼い主はしつけのつもりで怒っていても、柴犬は、遊んでもらっていると思っていることがあります。
上記のような困った行動をやめさせる為には、素早くご褒美や罰を与えることで飼い主の意思が柴犬に正確に理解されるようにすることです。柴犬のしつけが成功するかどうかはタイミングにかかっています。さらに、柴犬をよく観察して、困った行動をとる原因は何なのかを深く考えて、完全に問題を解決する方法を見つけましょう。
飼い主に対する無駄吠えの原因は、散歩や食事のおねだりだったり、愛情や運動不足から来るストレスの可能性があります。柴犬が何を求めているのかを考え、十分なスキンシップを交わし、一生懸命かわいがって、ストレスを発散させてあげましょう。
飼い主以外の人間や物、動物に吠える場合は、警戒していたり怖がっていることがあります。また、本来の性格が臆病だったり、神経質だったりすることもあるので、夜や早朝などのよく無駄吠えする時間帯には家の中に入れて、安心させるのもよい方法です。